日本不動産鑑定士協会連合会とは?


不動産鑑定士試験に合格して、実務修習を修了すると晴れて不動産鑑定士として登録することが出来ます!

その後は鑑定業者に就職するのも、独立開業するのも自由です。

そこで登場するのが『日本不動産鑑定士協会連合会』です。

日本不動産鑑定士協会連合会とは不動産鑑定士の団体で、加入は任意です。

鑑定業者の場合、おそらく業者が加入しているでしょうから問題ないのですが、独立開業の場合、加入するか否かを決めないといけません。

会員になるのにかかる費用は以下の通りです。

<個人会員>
・入会金 25,000円
・年会費 50,400円


<業者会員>
・入会金 75,000円~1,000,000円 (業者の規模によって異なります)
・年会費 91,200円~453,600円+α (業者の規模によって異なります)



会員になるメリットとして

①総会への出席、決議
②各種委員会、各種研修への参加
③出版物、会報誌の提供
④各種情報の提供

があげられます。


上記のうち、一番大きいのは④各種情報の提供ではないでしょうか。

具体的には『取引事例閲覧サービス』というのがあり、これで取引価格事例を閲覧することが出来ます。

もっともこのサービスを使うにはさらに基本料+利用料がかかります。
(※個人会員はこのサービスを使えません)


・基本料(年額)
54,000円~86,400円(閲覧できるデータの範囲に応じて異なります)


・利用料
データ1件につき
 540円(地価公示評価員)
 1,620円(その他会員)


色々とお金がかかりますね~。

ちなみに日本不動産鑑定士協会連合会の会員になると、コラム5でお話しした不動産鑑定士のバッジを貰えます。

不動産鑑定士のバッジはコチラ↓

不動産鑑定士 バッジ