行政法規 勉強法

記憶の三原則①繰り返す②関連付ける③ちゃんと寝る

行政法規は、40近い法律から出題される範囲が半端ない科目です!

この科目を見ただけで受験をやめようかと思ってしまうような試験範囲ですが、

不安になることはまったくありません!

まず、勉強法の前に頭に入れておきたいことがあります!

それは、

①重要な法律に重点をおく

②1つ1つの法律について全部理解しようとしない

③効果が感じられなくても、何回も過去問を繰り返す

この3つに尽きます!!

①重要な法律に重点をおく!


行政法規は先ほど述べたように、40近い法律から出題されます。。。

が!!!!

40の法律の内、重要な法律はせいぜい10位です!

つまりこの約10の法律に力を入れて勉強すると、効率的です!

【重要な法律】     ※★は押さえた方がいい度

・都市計画法      ★★★★★★★
・建築基準法      ★★★★★★★
・鑑定評価に関する法律 ★★★★★★
・土地基本法      ★★★★★
・土地区画整理法    ★★★★★
・都市再開発法     ★★★★★
・マンション円滑化法  ★★★★★
・地価公示法      ★★★★
・農地法        ★★★★
・税法         ★★★★

・それ以外の法律    ★から★★★

上のうち、都市計画法や建築基準法は40問中4~6題も出題されます。

したがって特に力を入れるべきです!

ほかの重要法律は1~2題の出題ですが、勉強しやすいので押さえた方がいいです!

他の法律からは出題されないあるいは出題されても1題です!

②1つ1つの法律について全部理解しようとしない!

初学者にありがちなのは、『参考書の1ページ目から全部暗記していく』というやり方ですが、

これは本当にやめた方がいいです!

行政法規は暗記色が強く、最初から全部暗記していくなど無理です!

やろうとしたところで、途中で挫折して試験自体をあきらめてしまうのがオチです。。

そこでスミからスミまで勉強するのではなく、全体像をつかむことに注力します!

勉強初期ならばこれが最も有効です!

なぜなら全体像が頭に入っていると、その後の細かい知識が入っていきやすからです!

つまり、

ボトムアップ方式(細かい知識を暗記により積み上げていく)ではなく、

トップダウン方式(全体像を手に入れて、そこから細かい知識を暗記していく)

を採用するべきです!

 

③効果が感じられなくても、何回も過去問を繰り返す!

行政法規の勉強法の最も効率的な方法は、

『過去問→間違えた個所をテキストで確認→過去問→ひたすらループ』

です!自信を持ってすすめられます!

ただ、これが受験時代の私には最も難しかったです。

なぜなら過去問を繰り返してもその成果が目に見えないからです。

しかも同じ問題を繰り返しても意味がないと思ってしまっていました。

その結果、テキストが終わったら、もっと難しそうなテキストを買い、

それも終わったら、さらに分厚いテキストを買うという愚かな勉強方法をしてしまいました。

しかし、最初から素直にこの方法をやっていれば

あと100時間は節約できたのではないかと思います。